素形材産業の特定技能ビザ。鉄鋼、鍛造、製鋼などの鉄工所製作所|東京ビザ申請代行

素形材産業の特定技能ビザ。鉄鋼、鍛造、製鋼などの鉄工所製作所|東京ビザ申請代行

素形材産業（鉄鋼、鍛造、製鋼、鉄工所、製作所）の特定技能ビザについて

新設された素形材産業の特定技能ビザ

本年度より、鉄工場や鉄鋼、製鋼などの素形材産業を始めとする製作所の皆様の人手不足を解消するために、特定技能ビザという在留資格が新しく新設されました。

今までも介護業界などは人手不足を見越していち早く在留資格ビザの制度が新設されてきました。

ですが、今回の素形材産業のような、製造業のビザの門戸が開かれるのは大変画期的なことかと思います。

その理由が、ビザを申請したい製鋼や鉄鋼業様の悩みの種であった、単純労働はビザ不許可の原則によるものでした。

この原則が、素形材産業の特定技能ビザでは解除されています。

それだけにとどまらず、学歴の要件についても緩和されており、素形材産業の方には外国人を雇用しやすい体制が敷かれました。

新旧ビザの大きな違いを下記にまとめます。

今までの製作所、製鋼、鉄工所様の就労ビザと素材在の特定技能ビザの違い

■今までの製作所、製鋼、鉄工所様の就労ビザ
１．業務に加工や鋳造の作業が入っていると、単純作業と見なされ就労ビザが不許可になった
　　※一部高度な資格を要する場合などは、ビザ許可になる事例もありました。
２．外国人本人に、短期大学か日本の専門学校以上の学歴が必須だった

■新設された素形材産業の特定技能ビザ
１．鋳造や鍛造、機械加工、プレス、塗装などが可能となった
２．学歴の有無に関わらず、正社員の雇用で特定技能ビザが取得可能
３．この特定ビザとは別に、会計や設計などでは通常の就労ビザの申請も可能

ほぼ真逆の措置になっている形ですね。

裏を返せば、これほど変えなければ人材の募集が難しかったという現れかと思いますので、素形材産業の皆様には是非このビザを検討頂きたいと思います。

またもう１点、念のためご注意点もご紹介します。

素形材産業の特定技能ビザ注意点

これは、以前の就労ビザと同じ条件ではあるのですが、今までビザをご検討頂いたことがない方は、ご注意頂きたい内容です。

特定技能ビザでも、就労ビザでも、外国人を雇用する場合には、日本人と同じ給与テーブルにする必要があります。

申請時にも条件の確認などはございますので、予め把握頂ければと思います。

あとは、特定技能ビザについては、日本に呼んだ外国人のケアを、会社がするというルールがあります。

ただ、この部分に関しては、代行してくれる登録支援機関というものがありますので、おそらくほとんどの企業様はこの期間を使うことになるかと思います。

特定技能ビザはまだまだ新しい在留資格ですので、ご検討の方は、一度ご相談を頂ければと思います。