農業、畜産、耕種の特定技能ビザのシステムをご紹介します。

農業、畜産、耕種の特定技能ビザのシステムをご紹介|東京ビザ申請代行

農業（畜産、耕種）の特定技能ビザ

今回、特定技能ビザという在留資格の新しい種類ができました。

その中で、農業に関するものも制定されました。

そもそも特定技能ビザという在留資格が新設されたのは、日本のメイン産業で現在から将来に渡って人材が足りなくなるであろう分野について、雇用の促進のために検討された措置です。

特定技能ビザは、外国人のビザを発行する上限を定めており、農業分野は畜産、耕種を合わせて約３万６千人になります。

これは他の特定技能ビザと比べて多い人数であり、今後の農業の在り方にとっても大きな転換期になるのかも知れません。

それでは、今までの農業の就労ビザと、今回の特定技能農業ビザの違いをご紹介します。

■今までの就労ビザ
１．基本的には就労ビザを取得することができなかった
２．例外として、技能実習という制度であれば、農業に従事できた

■特定技能農業ビザ
１．学歴の有無、会社の規模、資格の有無に関わらず、特定技能ビザが取得可能
２．技能実習から特定技能ビザへの変更も可能

ちなみに、これは漁業でも同じなのですが、農業と漁業だけは労働派遣を使うことが許可されています。

それは、派遣という形でも外国人を雇えることです。

ただし、派遣会社は農業分野で実績があったり、内情を知っている業者に限られるとされています。

特定技能ビザで雇用された外国人の安全や労働環境を守るための意図があるのでしょう。

栽培管理
飼養管理
農産物の集出荷・選別
畜産物の集出荷・選別

農業は日本の基盤であり、日本人の生活の基盤です。

今回の特定技能ビザで、より日本の皆様に安心安全な農産物が供給できるようになるといいですね。

農業特定技能ビザのお悩みは、是非、行政書士にご相談くださいませ。